ひとそれぞれ

とある会に参加しました
ひと言で感想を言うとすれば 政治の難しさを再認識しました
私は日々街の人とふれあえる恵まれた環境で生活しています
恵まれていると感じるのは もちろん私の感じ方ですが
それはとても貴重で尊いものを経験させて頂いているのだと
その会に参加することで 自分の置かれた立場の有難さを感じました

「ボランティアで地域活動を通して声なき声を受け止めることがある
彼らはどうしていいかわからなくて例えば役所にも行ってみる
そこでたまたま受けた扱いによって更に心を閉ざしてしまう現実がある
ボランティアであり そこに生活する隣人として何ができるのであろうか」
ざっと書きましたが 中にはそんな話題がありました
これは私も同じ様に地域で活動し またそこで生活するものとして
日々目の当たりにしその都度 柔軟に対応をしていることでもあります

「じゃあ議員に言ってください そのためにいるのですから」

え。。。質問者は一瞬言葉を失っていたように見えました

たしかに私もそれが自分の中で直結する答えだし
攻めるべき方法の中のひとつだと知っているので選択することでしょう
果たして声なき声を「発することすらできない」人たちにとって
どうしたらよいかわからないような生活をする人にとっては?
少なくとも私にこころをひらいてくれるようになって
話を聞き 悩みを共にし 生活する街の人たちに
そういう方法を選択する人はほぼいないと言ってもいいでしょう
それが普通の街の人たちの感覚なのです
行政や議員という存在は 身近ではないのが現実で
みんな大きな壁があるようにしか感じていません
政治が身近に感じられていないのが 私たち市民生活の実情です

私が元々誰でも受け入れる性分のため 様々な人や生き物との接点を
点で終わらせず 線にしてつながっていく生き方をしています
職業 思想 宗教 学歴 年齢 性差などなど
社会的に分類される枠に取らわれ 垣根をつくることなく
まずは受け入れることを心がけているためです
ですから政治に関しても党派を問わず 様々な方と行き来があり
一たび政治家になってしまった人達が その業務に追われ
大変忙しく走り回っていることは重々承知しています
あの忙しさでは なかなかリアルな街の人たちの声を聞く時間もありません

街角に朝から晩まで立って 街の声を聞きました!
会場に人を集めて みんなの声を聞きました!
それでできた! やった! わかった!と書かれているのを目にしますが
一般的には社会的なマイノリティと呼ばれる人たちは
朝晩電車に乗るために街に出ませんし 政治の集会にも行きません
ですからどうやっても街の声を聞いたと思っているのは思い違いなのです
しかしそれしか時間も方法もないのなら 仕方のないことなのかもしれない
今まであれは政治家のおごりであり自己満足でしかない
と思ってきていましたが 彼らには何らかの理由があり
それしか手段がない人たちなのかもしれないと考えさせられました

街の人の声というものは 間違ってもただ音としての声が耳に入ることではない
心をひらいた人にだけ打ち明けられるものだと思っています
今 自分が置かれている環境はかけがえのないもので
それを何よりも大切にし変えることなく 今まで通りの自分のまま政治を目指す難しさ
それを考えるきっかけになりました そんなあり難い日となりました