こころの作用

ポスターが街に並び 皆さんが目にしてからではないと
なんのことを言ってるの?となるので ようやく触れてみようと思います

私は2つ卒業した両大学で生理学を専攻していました
ですから 私のポスターを見て 人はどのように反応するのか
とても興味と関心がありました

人の脳はとてもよくできていて 自分の都合が良いように物事を見ます
潜在意識の中でちゃんとフィルターをかけて世の中を見ているのです
思い出してみてください あなたの好きなものを
例えば街で向こうから走ってきた車が大好きな車種だったり
1番好きな色の車だったらその車に気がつくでしょう
街なかに大好きなアイドルに関わるものがあれば目がいきますよね
でも興味がなかったら 記憶にすら残らないと思います
そうやって脳は無意識のうちに ちゃんと選んで情報を認識します

私のポスターをご覧になった方は ちょっと思い出してみてください
私の何が写っていましたか? 人の記憶はけっこういい加減なものです
事実だけを客観的に見ればはっきりと写っているのは 顔 腕 ひざ下の足です
露出している部分はそこだけになります
冷静に考えればノースリーブのひざ丈ワンピースを着ているのと肌の露出はほぼ変わりません
同じ部分の肌しか見えていないのに ノースリーブワンピースだと裸と感じないのです
しかし私のポスターの場合 裸と認識してそこに二次感情を加えて表現する人が多くいます
人はみな 自分の先入観や偏見という眼鏡でものを見ているという証拠です
生理学を学んだものとしては そこが興味深くおもしろいところなのです
自分とは違う考え方を知ることは 自分では知り得ないものを見させてもらえる
とても貴重なことであると 私はとらえています
そしてもっと深く複雑なのがこころというフィルターです
脳が潜在意識のフィルルターをかけて見たものに 次はこころが作用します
シワやシミをきたないって? きたないと感じるあなたのこころが汚いのです
裸を見てイヤラシイと感じるあなたのこころがいやらしいだけなのです

人それぞれ色んなものの見方 聞こえ方 感じ方があって当たり前で
どれも間違いでなければ 何が正しいのかも決まっていません
社会生活を送るということは すべての人の考え方や生き方を尊重し
互いに認め合いながら 共存する道を切り開いていくことなのだと思います
どうしてその人はそう思ったのか どうしたらこちらの真意が伝わるのか
人によりそいます とか 耳を傾けます と訴える政治屋は多くいますが
はたしてどれだけの方がよりそい切れるのか
それはみなさんが今の政治屋を見て一番わかっていることと思います